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@@ -77,15 +77,27 @@ href="#f1">[1]</a>
<p>どのような与えられたシナリオにおいても、これらの自由は、わたしたちが使用しようとする、あるいは、他人に使用するように導く、いかなるコードにも適用されなければなりません。たとえば、あるプログラムAが自動的にプログラムBを起動して、なにかを扱う状況を考えてみてください。もし、わたしたちがAをそのままで配布しようとし、それがユーザがBを必要とすることを意味するならば、わたしたちはAとBの両方が自由であるべきと判断するでしょう。しかし、わたしたちがAを変更してBを使用しないようにしようとするならば、Aだけが自由であればよく、このやり方ではBは関連しません。</p>
<p>
-「自由ソフトウェア」が意味するのは、「非商用」ということではありません。自由なプログラムは商用利用や商用開発、商用配布することができなければなりません。自由ソフトウェアの商業的開発はもはや珍しいことではありません。そのような自由の商用ソフトウェアは極めて重要です。自由ソフトウェアのコピーを手に入れるのにお金を払った方もいるかも知れませんし、コピーを無料で手に入れた方もいるでしょう。しかしどのようにしてご自分のコピーを手に入れたかには関係なく、あなたにはいつでもソフトウェアをコピーし変更する自由があるのです。その自由には、<a
-href="/philosophy/selling.html">コピーを売る</a>自由すら含まれます。
+「自由ソフトウェア」が意味するのは、「非商用」ということではありません。逆に、自由なプログラムは商用利用や商用開発、商用配布することができなければなりません。このポリシーは基本的な重要事項の一つであり、これなしでは、自由ソフトウェアはその目的を達しえないでしょう。
</p>
<p>
-そのソフトウェアをカバーする自由なライセンスの条項にこれまでのところユーザがしたがっている限り、自由なプログラムは、四つの自由をそのソフトウェアのコピーを入手したどんなユーザにも提供しなければなりません。あるユーザに対してある自由に関して制限を加えることや、自由を行使するユーザに対して金品やその種の支払いを要求することは、当該の自由を与えないことに等しく、ですから、プログラムを不自由としてしまいます。
+わたしたちはGNUシステムを利用することにみなを招待したいと考えています。ビジネスやビジネスで仕事をする方たちを含めてです。わたしたちは自由な代替プログラムが似たようなプロプライエタリのプログラムを置き換えることを願っていますが、もしビジネスでの利用が禁じられていたらそれはできません。わたしたちはGNUシステムを含むことができるソフトウェアの商用プロダクトを望んでいますし、それは値段のついた商用配布を構成するでしょう。自由ソフトウェアの商業的開発はもはや珍しいことではありません。そのような自由の商用ソフトウェアは極めて重要です。支払われる、プロフェッショナルの自由ソフトウェアのサポートは、重要な需要を満たします。
</p>
-<h3>さまざまな点の区分を明確にする</h3>
+<p>
+ですから、商用利用、商用開発、あるいは商用配布をを除外することは、自由ソフトウェア・コミュニティに足かせをはめてしまい、成功への道を妨害してしまうでしょう。そのような制限でライセンスされたプログラムは自由ソフトウェアとして適格ではないと結論づけなければなりません。
+</p>
+
+<p>
+以前の配布において、これまでのところ、ユーザがそのソフトウェアをカバーする自由なライセンスの条項にしたがっている状況において、自由なプログラムは、そのソフトウェアのコピーを入手したどんなユーザにも(今後のユーザも含めて)四つの自由を提供しなければなりません。あるユーザに対してある自由に関して制限を加えることや、自由を行使するユーザに対して金品やその種の支払いを要求することは、当該の自由を与えないことに等しく、ですから、プログラムを不自由としてしまいます。
+</p>
+
+<p>
+自由ソフトウェアのコピーを手に入れるのにお金を払った方もいるかも知れませんし、コピーを無料で手に入れた方もいるでしょう。しかしどのようにしてご自分のコピーを手に入れたかには関係なく、あなたにはいつでもソフトウェアをコピーし変更する自由があるのです。その自由には、<a
+href="/philosophy/selling.html">コピーを売る</a>自由すら含まれます。
+</p>
+
+<h3>自由と不自由の間の境界を明確にする</h3>
<p>ここからは、あるプログラムが自由であるために、さまざまな自由がどれだけ拡張される必要があるか、いろいろな問題について、より正確に説明します。</p>
@@ -100,6 +112,8 @@ href="/philosophy/selling.html">コピーを売る</a>自由すら含まれま
<p>たとえば、そのコードがある意味ある入力を任意に拒絶(もしくは、無条件に失敗)し、そのプログラムを有用でなく(あるいは完全に無用と)してしまうけれども、ユーザがそのプログラムの実行することは拒否しない場合、第零の自由とは衝突しません。そのプログラムが自由であれば、そのユーザは有用性の損失を克服できます。なぜなら、第一の自由と第三の自由が、ユーザとコミュニティが任意の迷惑のコードなしの改変されたバージョンを作成して配布することを許すからです。</p>
+<p>「望むままに」は、オプションとして、もしそれが望むことであるなら、「まったくなし」を含みます。ですから、別の「プログラムを実行しない自由」は必要ありません。</p>
+
<h4>ソースコードを研究し、変更する自由</h4>
<p>
@@ -119,6 +133,10 @@ href="/philosophy/selling.html">コピーを売る</a>自由すら含まれま
変更が改良となるかどうかは従属的な問題です。もし、プログラムを変更する権利が本質的に制限され、他の誰かが改良と考えなければいけないとすると、そのプログラムは自由ではありません。
</p>
+<p>
+第一の自由の一つの特別なケースは、そのプログラムのコードをなにもせずに戻ってくるように削除したり、ほかのプログラムを起動するようにさせることです。ですから、第一の自由は「プログラムを削除する自由」を含みます。
+</p>
+
<h4>望む場合に再配布する自由: 基本的な要件</h4>
<p>配布する自由(第二と第三の自由)は、変更したものもしてないものも、配布手数料ありでもなしでも、<a
@@ -264,6 +282,11 @@ href="/philosophy/open-source-misses-the-point.html">自由に言及すること
<ul>
<li><a
+href="http://web.cvs.savannah.gnu.org/viewvc/www/philosophy/free-sw.html?root=www&amp;r1=1.168&amp;r2=1.169">Version
+1.169</a>:
+四つの自由が商用の活動に適用されなければならない理由をより明確に説明した。四つの自由が、そのプログラムを実行しなくてもよい自由と削除する自由を含意することの理由を説明し、別の要求事項として述べる必要のないことを説明した。</li>
+
+<li><a
href="http://web.cvs.savannah.gnu.org/viewvc/www/philosophy/free-sw.html?root=www&amp;r1=1.164&amp;r2=1.165">Version
1.165</a>: コード内の任意の迷惑は第零の自由を否定せず、第一と第三の自由はユーザがその迷惑を除去することを可能とする、と明確にした。</li>
@@ -441,8 +464,8 @@ href="/server/standards/README.translations.html">翻訳 README</a>をご覧く
There is more detail about copyright years in the GNU Maintainers
Information document, www.gnu.org/prep/maintain. -->
-<p>Copyright &copy; 1996, 2002, 2004-2007, 2009-2019 Free Software Foundation,
-Inc.</p>
+<p>Copyright &copy; 1996, 2002, 2004-2007, 2009-2019, 2021 Free Software
+Foundation, Inc.</p>
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href="http://creativecommons.org/licenses/by-nd/4.0/deed.ja">Creative
@@ -457,7 +480,7 @@ Commons Attribution-NoDerivs 4.0 International License</a>の条件で許諾さ
<p class="unprintable"><!-- timestamp start -->
最終更新:
-$Date: 2019/09/20 00:28:30 $
+$Date: 2021/03/01 02:59:33 $
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</p>