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virtual="/gnu/po/thegnuproject.translist" --> <!--#include virtual="/server/banner.ja.html" --> +<!--#include virtual="/gnu/gnu-breadcrumb.ja.html" --> +<!--GNUN: OUT-OF-DATE NOTICE--> +<!--#include virtual="/server/top-addendum.ja.html" --> +<div class="article reduced-width"> <h2>GNUプロジェクト</h2> -<p> -<a href="http://www.stallman.org/"><strong>リチャード・ストールマン</strong></a>著</p> - -<blockquote> -<p> -このオリジナルは、書籍<em>オープンソースソフトウェア</em>(邦題)に掲載されました。リチャード・ストールマンは<a -href="/philosophy/open-source-misses-the-point.html">“オープンソース”の支持者では決してありません</a>が、自由ソフトウェア運動の考えがその書籍からまったくなくなることがないように、この小論を寄稿しました。 -</p> -<p> -なぜ、それがかつてないほどに重要なのか、<a -href="/philosophy/free-software-even-more-important.html">わたしたちが使うソフトウェアは自由でなければならないと主張しましょう</a>。 -</p> -</blockquote> +<address class="byline"><a href="https://www.stallman.org/">リチャード・ストールマン</a>著</address> <h3>最初のソフトウェア共有コミュニティ</h3> <p> @@ -32,20 +31,26 @@ Technology">MIT</abbr>人工知能研究所(AIラボ)で働き始めたとき、 <p> AIラボは<abbr title="Incompatible Timesharing System">ITS</abbr> (Incompatible Timesharing -System)と呼ばれるタイムシェアリング・オペレーティング・システムを使っていました。これは、研究所のスタッフのハッカーたち(1)により、当時の大きなコンピュータのひとつ、DEC製<abbr -title="Programmed Data +System)と呼ばれるタイムシェアリング・オペレーティング・システムを使っていました。これは、研究所のスタッフのハッカーたち <a +href="#ft1">[1]</a>により、当時の大きなコンピュータのひとつ、DEC製<abbr title="Programmed Data Processor">PDP</abbr>-10用に設計され、アセンブリ言語で書かれていました。このコミュニティの一員として、またAIラボのスタッフのシステム・ハッカーとして、このシステムを改善していくことがわたしの仕事でした。</p> <p> わたしたちは自分たちのソフトウェアを「自由ソフトウェア」とは呼んでいませんでした。なぜなら、その用語はまだ存在していなかったからです。しかし、それはそういうものでした。他の大学や会社からやって来た人がプログラムを移植して使いたいときはいつでも、わたしたちは喜んでそうさせました。もし誰かがめずらしくて面白そうなプログラムを使っているのを見たら、いつだってソースコードを見せてくださいと頼めました。そして、それを読み、書き換え、もしくは、その一部を取り出して新しいプログラムにすることができたのです。</p> + +<div class="announcement comment" role="complementary"> +<hr class="no-display" /> <p> -(1)「ハッカー」という用語を「セキュリティ破り」の意味で使うのは一部のマスメディアの混同です。わたしたちハッカーはこのような意味を決して認めません。そして、プログラムをすることが大好きな人、おちゃめな機巧を楽しむ人、もしくはその二つの組み合わせ、という意味でこの言葉を使い続けます。わたしの論説、<a -href="http://stallman.org/articles/on-hacking.html">ハッキングについて</a>をご覧ください。</p> +なぜ、それがかつてないほどに重要なのか、<a +href="/philosophy/free-software-even-more-important.html">わたしたちが使うソフトウェアは自由でなければならないと主張しましょう</a>。 +</p> +<hr class="no-display" /> +</div> <h3>コミュニティの崩壊</h3> <p> DEC社がPDP-10シリーズを製造中止した1980年代の初め、状況は大きく変わってしまいました。60年代にはエレガントでパワフルだったそのアーキテクチャは、80年代に実用可能になった、より大きなアドレス空間に、自然に拡張することが出来なかったのです。これはITSを形成していたプログラムの大半がもう時代遅れになってしまったということでした。</p> <p> -AIラボ・ハッカー・コミュニティは、既に、その前に崩壊していました。1981年にスピン・オフの会社SymbolicsがAIラボのほぼ全てのハッカーを引き抜いてしまい、人数の減ったコミュニティは立ち行かなくなっていたのです。(スティーブ・レビィ著、ハッカーズ、にはこれらの出来事や全盛期の頃のこのコミュニティの姿が活き活きと描かれています。) +AIラボ・ハッカー・コミュニティは、既に、その前に崩壊していました。1981年にスピン・オフの会社SymbolicsがAIラボのほぼ全てのハッカーを引き抜いてしまい、人数の減ったコミュニティは立ち行かなくなっていたのです。(スティーブ・レビィ著、<cite>ハッカーズ</cite>、にはこれらの出来事や全盛期の頃のこのコミュニティの姿が活き活きと描かれています。) AIラボが1982年に新しいPDP-10を購入したとき、管理者はITSではなくDEC社の不自由なタイムシェアリング・システムを使うことを決定しました。</p> <p> VAXや68020のような当時の先進的なコンピュータは専用のオペレーティング・システムを備えていましたが、どれも自由ソフトウェアではありませんでした。つまり、実行可能なコピーを入手するためだけでも非開示契約を結ぶ必要があったのです。</p> @@ -66,10 +71,9 @@ href="/philosophy/words-to-avoid.html#Piracy">海賊版</a>を止める」と語 <p> これらの前提条件を拒否して、それぞれの問題を利用者を第一に考えて普通の常識的な道徳に照らし合わせて判断するならば、全く別の結論が導き出されます。コンピュータの利用者は自分のニーズに合わせてプログラムを変更し、ソフトウェアを共有する自由がなければなりません。なぜなら、他人の手助けをすることは社会の基本なのですから。</p> <p> -この結論を裏付ける論旨について十分に述べる余地はここにはありません。詳しくは、こちらのウェブページ<a -href="/philosophy/why-free.html">http://www.gnu.org/philosophy/why-free.html</a>と<a -href="/philosophy/free-software-even-more-important.html"> -http://www.gnu.org/philosophy/free-software-even-more-important.html</a>を参照してください。 +この結論を裏付ける論旨について十分に述べる余地はここにはありません。詳しくは、こちらのウェブページ「<a +href="/philosophy/why-free.html">ソフトウェアに所有者がいてはならない理由</a>」と「<a +href="/philosophy/free-software-even-more-important.html">自由ソフトウェアはいまやさらに重要だ</a>」を参照してください。 </p> <h3>冷厳なる道徳の選択</h3> @@ -92,11 +96,11 @@ http://www.gnu.org/philosophy/free-software-even-more-important.html</a>を参 オペレーティング・システムの開発者として、わたしにはこの仕事に相応しいスキルがありました。だから、成功の見込みがあるわけではなかったのですが、わたしは自分がこの仕事をするよう選ばれたのだと気付いたのです。移植性が高くなるだろうという理由から、システムはUnixと互換性のあるものにすることを選びました。それに、そうすれば Unixの利用者も容易に乗り換えることができるでしょう。GNUという名前はハッカーの伝統に従って、“GNU's Not Unix”(GNUはUnixではない)の再帰頭字語として選ばれました。これは<a -href="/gnu/pronunciation.html">硬い g の一音節</a>で発音されます。</p> +href="/gnu/pronunciation.html">硬い <i>g</i> の一音節</a>で発音されます。</p> <p> オペレーティング・システムというのはせいぜい他のプログラムを実行するのに足るだけのカーネルだけを意味するわけではありません。1970年代には、オペレーティング・システムの名に相応しいものであれば、どれにもコマンド・プロセッサやアセンブラ、コンパイラ、インタプリタ、テキストエディタ、メイラ、そしてもっとたくさんのものが含まれていました。ITSでも、Multicsでも、VMSでも、Unixでもです。GNUのオペレーティング・システムにもそれらは含まれるようにするつもりでした。</p> <p> -後になってヒレル(1)のものとされる次のような言葉を知りました。</p> +後になってヒレル <a href="#ft2">[2]</a>のものとされる次のような言葉を知りました。</p> <blockquote><p> わたしが自分のために存在するのでなければ、いったい誰がわたしのために存在する?<br /> @@ -105,8 +109,6 @@ href="/gnu/pronunciation.html">硬い g の一音節</a>で発音されます。 </p></blockquote> <p> GNUプロジェクトを始めようという決意も同じような精神に基づいてのことでした。</p> -<p> -(1) 無神論者として、わたしはどの宗教指導者も信心していませんが、ときおり彼らの誰かの言葉に何かしら敬服するものがあることに気付きます。</p> <h3>自由としてのフリー</h3> <p> @@ -143,14 +145,14 @@ software”は、ときに誤解を生みます。値段とは関係ない <h3>最初の一歩</h3> <p> -GNUプロジェクトを始めるちょっと前、VUCKという名でも知られる自由大学コンパイラ・キット(オランダ語で「自由」は<em>V</em>で始まります)のことを聞きました。これはCやPascalを含む複数の言語を扱えるよう作られたコンパイラで、複数のターゲトマシンをサポートするとのことでした。わたしは作者にGNUでこれを使えないかどうかと質問を送りました。</p> +GNUプロジェクトを始めるちょっと前、VUCKという名でも知られる自由大学コンパイラ・キット(オランダ語で「自由」は<i>V</i>で始まります)のことを聞きました。これはCやPascalを含む複数の言語を扱えるよう作られたコンパイラで、複数のターゲトマシンをサポートするとのことでした。わたしは作者にGNUでこれを使えないかどうかと質問を送りました。</p> <p> 大学は自由だがコンパイラそうではない、と述べたあざけるような返事を彼は送ってきました。そこで、わたしはGNUプロジェクトの最初のプログラムは複数言語に対応した、複数のプラットフォーム向けのコンパイラに決めたのです。</p> <p> 自分で一からコンパイラを書き上げる手間を省くため、Pastelというコンパイラのソースコードを手に入れました。これはローレンス・リバモア研究所で開発された複数プラットフォーム対応のコンパイラです。拡張されたPascalをサポートし、またその言語で書かれたもので、システム・プログラミングのために設計されたものでした。わたしはC言語のフロントエンドを追加し、モトローラ68000コンピュータのための移植を始めました。しかしコンパイラがスタック空間に何メガバイトも必要とするのに、利用できる68000 Unixシステムでは64kしかないかもしれないことが分かって諦めることになりました。</p> <p> -Pastelコンパイラは入力ファイル全体を構文木に解析し、構文木全体を一連の「命令」に変換し、それから出力ファイル全体を生成することが分かりました。メモリを一切解放せずにです。ここで、わたしは新しいコンパイラを一から作らなければならないという結論に達したのです。そのコンパイラは今は<abbr +Pastelコンパイラは入力ファイル全体を構文木に解析し、構文木全体を一連の「命令」に変換し、それから出力ファイル全体を生成することが分かりました。メモリを一切解放せずにです。ここで、わたしは新しいコンパイラを一から作らなければならないだろうという結論に達したのです。そのコンパイラは今は<abbr title="GNU Compiler Collection">GCC</abbr>として知られています。Pastelからのものは何も使用されておらず、自分で書いたCのフロントエンドをどうにか適応して使いました。しかしそれは数年後のことです。まず最初に、わたしはGNU Emacsの作業に取りかかりました。</p> @@ -182,7 +184,8 @@ Xウィンドウ・システムの開発者たちはこれを問題とは考え <h3>コピーレフトとGNU GPL</h3> <p> -GNUの目標は利用者に自由を与えることで、単に人気を得ることではありません。ですから、わたしたちはGNUのソフトウェアがプロプライエタリなソフトウェアに変わることを防ぐ配布条件を使用する必要がありました。わたしたちが使っているこの方法は「コピーレフト」(1)と呼ばれています。</p> +GNUの目標は利用者に自由を与えることで、単に人気を得ることではありません。ですから、わたしたちはGNUのソフトウェアがプロプライエタリなソフトウェアに変わることを防ぐ配布条件を使用する必要がありました。わたしたちが使っているこの方法は「コピーレフト」 <a +href="#ft3">[3]</a>と呼ばれています。</p> <p> コピーレフトは著作権法を利用してはいますが、それをひっくり返して通常とは反対の目的のために使っています。つまり、プログラムを制限するための手段としてではなく、プログラムを自由のままにしておく手段となるように。</p> <p> @@ -196,37 +199,26 @@ GNUの目標は利用者に自由を与えることで、単に人気を得る <p> コピーレフトの特定の実装でわたしたちがほとんどのGNUソフトウェアに用いているのがGNU一般公衆ライセンス、略してGNU GPLです。また特定の状況で使用する別種のコピーレフトもあります。GNUマニュアルもコピーレフトされてますが、マニュアルに複雑なGNU -GPLは必要ないので、もっと簡潔なコピーレフトを使っています。(2)</p> -<p> -(1) -1984年か1985年に、ドン・ホプキンス(かなりの想像力の持ち主です)がわたしに手紙を送ってくれました。封筒にいくつか愉快なことが書かれてあり、その内のひとつが“Copyleft—all -rights -reversed.”だったのです。当時、配布のコンセプトについて考えていたわたしは、この「コピーレフト」という言葉をその名前にすることにしたのです。</p> - -<p> -(2) わたしたちは今は<a href="/licenses/fdl.html">GNU自由文書ライセンス</a>を文書に使っています。</p> +GPLは必要ないので、もっと簡潔なコピーレフトを使っています。 <a href="#ft4">[4]</a></p> <h3>フリーソフトウェアファウンデーション</h3> <p>Emacsを使うことに関心が集まってくるにしたがって、GNUプロジェクトに参加する人が増えてきました。そこでわたしたちはそろそろ資金調達の方法を再考してみようと決めました。そして1985年に自由ソフトウェア開発のための税控除の対象となる福祉団体、<a -href="http://www.fsf.org/">フリーソフトウェアファウンデーション</a>(FSF)を創設したのです。<abbr +href="https://www.fsf.org/">フリーソフトウェアファウンデーション</a>(FSF)を創設したのです。<abbr title="Free Software Foundation">FSF</abbr>はEmacsのテープ配布ビジネスも引き継ぎ、後にはこれに(GNUと非GNUの両方の)他の自由ソフトウェアをテープに加え、さらには自由のマニュアルも販売するなど拡大していきます。</p> <p>かつて、FSFの収入の大半は、自由ソフトウェアのコピーやその他の関連サービスの販売(ソースコードのCD-ROMやバイナリのCD-ROM、かっこうよく印刷したマニュアル、全て再配布、変更は自由です)、そして豪華版ディストリビューション(顧客の選択したプラットフォーム向けのソフトウェアのコレクション全体をビルドしたもの)から得たものでした。今日も、FSFは<a -href="http://shop.fsf.org/">マニュアルやその他のグッズの販売</a>をしていますが、多くの資金を会員の会費から得ています。あなたも、こちら<a -href="http://fsf.org/join">fsf.org</a>からFSFに参加できます。</p> +href="https://shop.fsf.org/">マニュアルやその他のグッズの販売</a>をしていますが、多くの資金を会員の会費から得ています。あなたも、こちら<a +href="https://fsf.org/join">fsf.org</a>からFSFに参加できます。</p> <p>フリーソフトウェアファウンデーションの職員は多くのGNUソフトウェア・パッケージを書き、またその保守をしてきました。特記すべきはCライブラリとシェルでしょう。GNU CライブラリはGNU/Linux上で走るどのプログラムもLinuxとのやり取りに使用しています。これはフリーソフトウェアファウンデーションのスタッフ、ローランド・マクグラスによって開発されました。大半のGNU/Linuxシステムで使われているシェルが<abbr -title="Bourne Again Shell">BASH</abbr>、Bourne Again -Shell(1)で、FSFの職員であるブライアン・フォックスによって開発されました。</p> +title="Bourne Again Shell">BASH</abbr>、Bourne Again Shell <a +href="#ft5">[5]</a>で、FSFの職員であるブライアン・フォックスによって開発されました。</p> <p>GNUプロジェクトはツールや開発環境に留まるものではないので、わたしたちはこれらのプログラムの開発に資金援助しました。わたしたちの目標は完全なオペレーティング・システムであり、これらのプログラムは目標達成のために必要なものだったからです。</p> -<p>(1) “Bourne again Shell”はUnixで標準的に使われる“Bourne -Shell”の名前にひっかけた言葉遊びです。</p> - <h3>自由ソフトウェアのサポート</h3> <p>自由ソフトウェアの理念は世間に広がる特定のビジネス慣行を否定してはいますが、ビジネスそのものに反対しているわけではありません。ビジネスが利用者の自由を尊重するなら、わたしたちはその成功を願っています。</p> @@ -261,17 +253,15 @@ EmacsのプログラミングやGCCのカスタマイズの方法といった題 <p>GNUプロジェクトが進行し、他で見つかったり、開発されたりしたシステム・コンポーネントの数が増えるにしたがって、残された間隙のリストを作った方が便利だということになっていきました。わたしたちは欠けている部分を作ってくれる開発者を雇うのにこれを使っていました。このリストは GNUタスクリストという名で知られるようになり、わたしたちは欠けているUnixのコンポーネントだけでなく、真に完成されたシステムに備わっているべきだと考えられるその他のさまざまなソフトウェアやドキュメンテーションのプロジェクトを加えてリストにしていきました。</p> -<p>最近では(1)、少数のそれほど重要でないものを除けばGNUタスクリストにはUnixのコンポーネントはほとんど残っていません。ですが、いわゆる「アプリケーション」のプロジェクトは目白押しです。それなりの数の利用者にとって魅力のあるものなら、どんなプログラムもオペレーティング・システムに付け加えると便利なものであるわけです。</p> +<p>最近では <a +href="#ft6">[6]</a>、少数のそれほど重要でないものを除けばGNUタスクリストにはUnixのコンポーネントはほとんど残っていません。ですが、いわゆる「アプリケーション」のプロジェクトは目白押しです。それなりの数の利用者にとって魅力のあるものなら、どんなプログラムもオペレーティング・システムに付け加えると便利なものであるわけです。</p> <p>ゲームもまたタスクリストに含まれており、しかも最初の頃からずっとそうでした。Unixにはゲームが入っていましたから、GNUにも当然そうでなければなりません。しかしゲームに互換性はそれほど問題にならないので、Unixにあるゲームのリストに従うことはしませんでした。そのかわり、利用者に喜ばれそうな様々な種類のゲームをリストしたのです。</p> -<p>(1) -これは1998年に書かれました。2009年、わたしたちは、もはや長いタスクリストを保守していません。コミュニティは自由ソフトウェアを迅速に開発し、わたしたちはすべてを追跡することはもはやできません。その代わりに、わたしたちは、優先度の高いプロジェクトのリストを持つようになりました。人々に本当に開発してもらいたいプロジェクトの短いリストです。</p> - -<h3>GNUライブラリGPL</h3> +<h3>GNU劣等GPL</h3> -<p>GNU -CライブラリはGNUライブラリ一般公衆ライセンスという特別なコピーレフトを使っています(1)。これはプロプライエタリなソフトウェアにライブラリへのリンクを許可するものです。なぜ例外を認めたのでしょうか?</p> +<p>GNU CライブラリはGNU劣等一般公衆ライセンスという特別なコピーレフトを使っています <a +href="#ft7">[7]</a>。これはプロプライエタリなソフトウェアにライブラリへのリンクを許可するものです。なぜ例外を認めたのでしょうか?</p> <p>原則の問題ではありません。プロプライエタリなソフトウェアの製品に、わたしたちのコードを含む資格があるとする原則はありません。(どうしてわたしたちと共有することを拒否した上に成り立っているプロジェクトに手を貸すのでしょう?) LGPLをCライブラリあるいはその他のライブラリに適用するのは、戦略上の問題なのです。</p> @@ -279,19 +269,15 @@ LGPLをCライブラリあるいはその他のライブラリに適用するの <p>Cライブラリはこれといって限定されずにいろいろな仕事をこなすもので、どのプロプライエタリなシステムやコンパイラにもCライブラリは付属しています。したがって、わたしたちのCライブラリを自由ソフトウェアでしか使用出来ないようにしても、自由ソフトウェアの有利になることがありません。おそらく、そんなことをしてもわたしたちのライブラリの方を使うのに二の足を踏まれるようになるだけでしょう。</p> <p>一つのシステムだけは例外です。GNUシステム(GNU/Linuxを含む)上では、GNU Cライブラリが唯一のC ライブラリです。GNU -Cライブラリの配布に関する条件は、GNUシステム向けにプロプライエタリなプログラムをコンパイルすることを可能にするかどうか決めることです。GNUシステム上にプロプライエタリなアプリケーションを認める倫理的な理由は何もありませんが、戦略という面から見ると、これを認めなければ自由なアプリケーションの開発を押し進めるよりもGNUシステムを使うのを躊躇させてしまうことの方が多いと思われるのです。これがライブラリGPLをCライブラリに使うのが戦略上よいという理由です。</p> +Cライブラリの配布に関する条件は、GNUシステム向けにプロプライエタリなプログラムをコンパイルすることを可能にするかどうか決めることです。GNUシステム上にプロプライエタリなアプリケーションを認める倫理的な理由は何もありませんが、戦略という面から見ると、これを認めなければ自由なアプリケーションの開発を押し進めるよりもGNUシステムを使うのを躊躇させてしまうことの方が多いと思われるのです。これが劣等GPLをCライブラリに使うのが戦略上よいという理由です。</p> <p>他のライブラリにはその都度に状況を踏まえて戦略的な決定をする必要があります。あるライブラリがある特定の種類のプログラムを書くのに便利な特別な役割を果たす場合、GPLの下でリリースして自由なプログラムに用途を限定してプロプライエタリなソフトウェアに対する優位性を与えるのも、他の自由ソフトウェア開発者を手助けするひとつの方法です。</p> <p>BASH向けのコマンドライン編集のために開発されたライブラリ、GNU -Readlineを例に考えてみましょう。ReadlineはライブラリGPLではなく通常のGPLの元、リリースされています。このためReadlineが使われる数は減ったかもしれませんが、それはわたしたちにとって損害でもなんでもありません。そうしている間に、Readlineを使えるようにと、少なくともひとつの便利なアプリケーションが自由ソフトウェアになりました。それこそがコミュニティにとって真の利益です。</p> +Readlineを例に考えてみましょう。Readlineは劣等GPLではなく通常のGPLの元、リリースされています。このためReadlineが使われる数は減ったかもしれませんが、それはわたしたちにとって損害でもなんでもありません。そうしている間に、Readlineを使えるようにと、少なくともひとつの便利なアプリケーションが自由ソフトウェアになりました。それこそがコミュニティにとって真の利益です。</p> <p>プロプライエタリなソフトウェアの開発者は資金面で優位にあり、自由ソフトウェアの開発者は互いに優位性を与え合う必要があります。いつの日か、プロプライエタリなソフトウェアには同等品がないような、大きなGPLのライブラリのコレクションを手にして、新しい自由ソフトウェアのビルディング・ブロックとして使える便利なモジュールを提供し、さらなる自由ソフトウェアの開発に大きな優位性を与えてくれる、そうなればいいなと願っています。</p> -<p>(1) -このライセンスは今はGNU劣等一般公衆ライセンスと呼ばれます。すべてのライブラリがこれを使うべきという考えをさけるためにこの名前となりました。<a -href="/philosophy/why-not-lgpl.html">次のライブラリに劣等GPLを使うべきでない理由</a>により詳しく述べられています。</p> - <h3>痒いところを掻く?</h3> <p> エリック・レイモンドは「ソフトウェアのいい仕事はいつも開発者が自分の個人的な痒みを掻くことから始まるものだ」と言っています。確かにそういうこともあるでしょう。しかし、GNUソフトウェアの中核をなすような大部分は、完全に自由なオペレーティング・システムを作るために開発されたのです。ヴィジョンと計画によって生まれたのであって、衝動からではありません。</p> @@ -354,18 +340,16 @@ href="/gnu/gnu-linux-faq.html">同等の言及</a>をしてください。</p> <p> 次の四つの章でその挑戦課題について見ていきましょう。</p> -<h3>非開示のハードウェア</h3> +<h4>非開示のハードウェア</h4> <p> ハードウェア産業はますますハードウェアの仕様を隠す傾向を強めています。このため、LinuxやXFree86で新しいハードウェアをサポートするための自由なドライバを書くのが難しくなっています。今は完成された自由のシステムがありますが、次のコンピュータをサポート出来ないのなら、明日もそれがあるというわけにはいきません。</p> <p> この問題の対処方法は二つあります。ハードウェアをどうサポートするのか見つけ出すために、プログラマはリバースエンジニアリングすることが出来ます。その他の人たちは自由ソフトウェアがサポートしているハードウェアを使うといいでしょう。その数が増えれば、仕様を隠すのは自滅的ポリシーだということになっていきます。</p> <p> -リバースエンジニアリングは大変な仕事です。それを実行する十分な決意をもったプログラマがわたしたちの中にいるでしょうか。必ずいます。自由ソフトウェアとは原則の問題であり、不自由なドライバには我慢ならないという強い気持ちを持てるのであれば。では、わたしたちの数多くは、自由なドライバを手にするために、余分なお金や少々の時間さえ注ぎ込むのでしょうか。そうです、自由を手にしようという決意が広まっていけば。</p> -<p> -(2008年追記: この問題はBIOSにも同様に拡張されます。自由なBIOS、<a -href="http://www.libreboot.org/">LibreBoot</a>(corebootの一つのディストリビューション)があります。LibreBootが不自由な「ブロブ」なしでサポートできるように、マシンの仕様を入手できるかどうか、が問題です。)</p> +リバースエンジニアリングは大変な仕事です。それを実行する十分な決意をもったプログラマがわたしたちの中にいるでしょうか。必ずいます。自由ソフトウェアとは原則の問題であり、不自由なドライバには我慢ならないという強い気持ちを持てるのであれば。では、わたしたちの数多くは、自由なドライバを手にするために、余分なお金や少々の時間さえ注ぎ込むのでしょうか。そうです、自由を手にしようという決意が広まっていけば。 <a +href="#ft8">[8]</a></p> -<h3>不自由なライブラリ</h3> +<h4>不自由なライブラリ</h4> <p> 自由なオペレーティング・システム上で走る不自由なライブラリは自由ソフトウェアの開発者を罠にかけるようなことをしでかします。ライブラリの魅力的な機能は疑似餌のようなもので、そのライブラリを使えば罠に引っ掛かることになるでしょう。なぜなら、そうしたプログラムは有用なかたちで自由なオペレーティング・システムの一部となることはできないからです。(厳密にいえば、そのプログラムを取り入れることは出来ますが、ライブラリがないため、<em>動く</em>ことはないのです。) さらに悪いことに、もしプロプライエタリなライブラリを使用するあるプログラムが人気を得ることになってしまえば、他の疑わないプログラマも罠へとおびき寄せられるかもしれません。</p> @@ -386,26 +370,26 @@ Hatソフトウェアの支援を受けて開発されたGNOMEは、似たよう <p> Harmonyは互換性のある代替ライブラリで、KDEのソフトウェアをQtを使わずに走らせることを可能にするよう設計されています。</p> <p> -1998年の11月にQtの開発者はライセンスを変更し、それが発効されればQtは自由ソフトウェアになると発表しました。断言はできませんが、それは不自由だった時代のQtには問題があったとしてコミュニティが断固として対処してきた成果でもあると思われます。(この新しいライセンスは不便かつ不公正なもので、Qtの使用を避けるのは望ましいままです。)</p> -<p> -[追記: 2000年の9月にQtはGNU GPLの下でリリースされ、それによりこの問題は本質的に解決されました。]</p> +1998年の11月にQtの開発者はライセンスを変更し、それが発効されればQtは自由ソフトウェアになると発表しました。断言はできませんが、それは不自由だった時代のQtには問題があったとしてコミュニティが断固として対処してきた成果でもあると思われます。(この新しいライセンスは不便かつ不公正なもので、Qtの使用を避けるのは望ましいままです。 <a +href="#ft9">[9]</a>.)</p> <p> 次なる誘惑となる不自由のライブラリにわたしたちはどう対処するでしょうか。罠にはまらないでいるようにしなければならないとコミュニティ全体が理解していられるでしょうか。あるいは利便性に負けてわたしたちは自由をあきらめ、大きな問題を引き起こすことになるのでしょうか。わたしたちの未来は、わたしたちの理念にかかっています。</p> -<h3>ソフトウェア特許</h3> +<h4>ソフトウェア特許</h4> <p> わたしたちが直面することになった最悪の脅威は、ソフトウェア特許から生じたものでした。それにより自由ソフトウェアはそのアルゴリズムと機能から20年に渡って締め出されてしまうような事態も起きかねないのです。LZW方式による圧縮のアルゴリズムの特許は1983年に適用され、わたしたちは未だに<abbr title="Graphics Interchange -Format">GIF</abbr>ファイル形式に適切に圧縮する自由ソフトウェアをリリースできないでいます。[2009年の時点で、この特許は失効しました。] -1998年には、<abbr title="MPEG-1 Audio Layer -3">MP3</abbr>形式に圧縮されたオーディオ・ファイルを作成する自由のプログラムが特許侵害の訴訟を恐れてディストリビューションから外されました。[2017年の時点で、この特許は失効しました。みなさい、どれくらい長く待たなければならないか。] +Format">GIF</abbr>ファイル形式に適切に圧縮する自由ソフトウェアをリリースできないでいます <a +href="#ft10">[10]</a>。1998年には、<abbr title="MPEG-1 Audio Layer +3">MP3</abbr>形式に圧縮されたオーディオ・ファイルを作成する自由のプログラムが特許侵害 <a +href="#ft11">[11]</a>の訴訟を恐れてディストリビューションから外されました。 </p> <p> 特許に対抗する方法はさまざまです。特許が無効であるという証拠を探し出したり、同じことを別の方法で実現するやり方を見つけたりすることも可能でしょう。しかし、どちらもたまにしか功を奏さないのです。もしどちらも失敗に終われば、特許により全ての自由ソフトウェアは利用者が求める機能のなにがしかを欠いたままであることを強いられてしまうかもしれません。長い待機の後、特許は失効しますが、それまでどうしますか?</p> <p> わたしたちのように自由ソフトウェアを自由のために価値あるものだとする人なら、いずれにせよそのまま自由ソフトウェアを使い続けるでしょう。特許された機能なしになんとか作業をやり遂げるでしょう。しかし技術的優位性があるだろうという理由から自由ソフトウェアを価値あるものだとする人たちは、特許に妨げられれば、それは失敗だと言い出しかねません。ゆえに、確かに「バザール」という開発モデルの実践的有効性やある自由ソフトウェアの高い信頼性と能力について語るのは有用なことではありますが、そこで留まっていてはいけないのです。わたしたちは自由と原則について話すべきなのです。</p> -<h3>自由なドキュメンテーション</h3> +<h4>自由なドキュメンテーション</h4> <p> わたしたちの自由なオペレーティング・システムに最も不足しているものは、ソフトウェアの分野にはありません。システムに取り入れられる自由の優れたマニュアルが足りないのです。ドキュメンテーションはどのソフトウェアのパッケージでも重要なパートを担っているわけですから、重要な自由ソフトウェアのパッケージに優れたマニュアルが付属していなければ、それは大きな欠陥となってしまいます。今日、この手の欠陥がたくさんあるのです。</p> <p> @@ -451,6 +435,47 @@ Format">GIF</abbr>ファイル形式に適切に圧縮する自由ソフトウ ときには失敗もしました。いくつかの街は陥落してしまいました。そして危機にある別の街を見つけ、また別の戦闘に備えました。長いこと、わたしは脅威を発見し、我が身をその脅威と自分の街との間に投げ出し、他のハッカーたちにこっちに来て一緒にやろうと呼び掛けてきたのです。</p> <p> 今日では、わたしはたいてい一人きりではありません。大勢のハッカーたちが戦線を持ちこたえさせんと我武者らになっているのを見るのと安心して喜ばしい気持ちになり、そして確信するのです。この街は大丈夫だと—今のところは。しかし危険は年を追う毎に大きくなっており、今やマイクロソフトはあきらかにわたしたちのコミュニティをターゲットにしています。将来の自由は約束されているわけではないのです。当然のことだと思ってはいけないのです!自分の自由を守りたいのなら、それを守る備えをしておかなければいけません。</p> +<div class="column-limit"></div> + +<h3 class="footnote">脚注</h3> +<ol> +<li id="ft1">「ハッカー」という用語を「セキュリティ破り」の意味で使うのは一部のマスメディアの混同です。わたしたちハッカーはこのような意味を決して認めません。そして、プログラムをすることが大好きな人、おちゃめな機巧を楽しむ人、もしくはその二つの組み合わせ、という意味でこの言葉を使い続けます。わたしの論説、<a +href="https://stallman.org/articles/on-hacking.html">ハッキングについて</a>をご覧ください。</li> + +<li id="ft2">無神論者として、わたしはどの宗教指導者も信心していませんが、ときおり彼らの誰かの言葉に何かしら敬服するものがあることに気付きます。</li> + +<li id="ft3">1984年か1985年に、ドン・ホプキンス(かなりの想像力の持ち主です)がわたしに手紙を送ってくれました。封筒にいくつか愉快なことが書かれてあり、その内のひとつが“Copyleft—all +rights +reversed.”だったのです。当時、配布のコンセプトについて考えていたわたしは、この「コピーレフト」という言葉をその名前にすることにしたのです。</li> + +<li id="ft4">わたしたちは今は<a href="/licenses/fdl.html">GNU自由文書ライセンス</a>を文書に使っています。</li> + +<li id="ft5">“Bourne again Shell”はUnixで標準的に使われる“Bourne +Shell”の名前にひっかけた言葉遊びです。</li> + +<li id="ft6">これは1998年に書かれました。2009年、わたしたちは、もはや長いタスクリストを保守していません。コミュニティは自由ソフトウェアを迅速に開発し、わたしたちはすべてを追跡することはもはやできません。その代わりに、わたしたちは、優先度の高いプロジェクトのリストを持つようになりました。人々に本当に開発してもらいたいプロジェクトの短いリストです。</li> + +<li id="ft7">このライセンスは当初、GNUライブラリ一般公衆ライセンスと呼ばれました。すべてのライブラリがこれを使うべきという考えをさけるためにこの名前に変更しました。<a +href="/philosophy/why-not-lgpl.html">次のライブラリに劣等GPLを使うべきでない理由</a>により詳しく述べられています。</li> + +<li id="ft8">2008年追記: この問題はBIOSにも同様に拡張されます。自由なBIOS、<a +href="https://www.libreboot.org/">LibreBoot</a>(corebootの一つのディストリビューション)があります。LibreBootが不自由な「ブロブ」なしでサポートできるように、マシンの仕様を入手できるかどうか、が問題です。</li> + +<li id="ft9">追記: 2000年の9月にQtはGNU GPLの下でリリースされ、それによりこの問題は本質的に解決されました。</li> + +<li id="ft10">2009年の時点で、GIFの特許は失効しました。</li> + +<li id="ft11">2017年の時点で、MP3の特許は失効しました。みなさい、どれだけ長く待たなければならなかったことか。</li> +</ol> + +<div class="infobox extra" role="complementary"> +<hr /> +<p> +このオリジナルは、書籍<cite>オープンソースソフトウェア</cite>(邦題)に掲載されました。リチャード・ストールマンは<a +href="/philosophy/open-source-misses-the-point.html">“オープンソース”の支持者では決してありません</a>が、自由ソフトウェア運動の考えがその書籍からまったくなくなることがないように、この小論を寄稿しました。 +</p> +</div> +</div> <div class="translators-notes"> @@ -460,7 +485,7 @@ Format">GIF</abbr>ファイル形式に適切に圧縮する自由ソフトウ <!-- for id="content", starts in the include above --> <!--#include virtual="/server/footer.ja.html" --> -<div id="footer"> +<div id="footer" role="contentinfo"> <div class="unprintable"> <p>FSFおよびGNUに関する問い合わせは<a @@ -479,12 +504,12 @@ href="mailto:webmasters@gnu.org"><webmasters@gnu.org></a>までお送り <web-translators@gnu.org></a>.</p> - <p>For information on coordinating and submitting translations of + <p>For information on coordinating and contributing translations of our web pages, see <a href="/server/standards/README.translations.html">Translations README</a>. --> 正確で良い品質の翻訳を提供するよう努力していますが、不完全な場合もあるかと思います。翻訳に関するコメントと提案は、<a -href="mailto:web-translators@gnu.org"><web-translators@gnu.org></a>におねがいします。</p><p>わたしたちのウェブページの翻訳の調整と提出については、<a +href="mailto:web-translators@gnu.org"><web-translators@gnu.org></a>におねがいします。</p><p>わたしたちのウェブページの翻訳の調整と貢献については、<a href="/server/standards/README.translations.html">翻訳 README</a>をご覧ください。</p> </div> @@ -504,12 +529,12 @@ href="/server/standards/README.translations.html">翻訳 README</a>をご覧く There is more detail about copyright years in the GNU Maintainers Information document, www.gnu.org/prep/maintain. --> -<p>Copyright © 1998, 2001, 2002, 2005, 2006, 2007, 2008, 2010, 2014, 2015, -2017, 2018, 2020 Richard Stallman</p> +<p>Copyright © 1998, 2005, 2008, 2010, 2012, 2015, 2017, 2018, 2021 +Richard Stallman</p> <p>このページは<a rel="license" href="http://creativecommons.org/licenses/by-nd/4.0/deed.ja">Creative -Commons Attribution-NoDerivs 4.0 International License</a>の条件で許諾されます。</p> +Commons Attribution-NoDerivatives 4.0 International License</a>の条件で許諾されます。</p> <!--#include virtual="/server/bottom-notes.ja.html" --> <div class="translators-credits"> @@ -520,7 +545,7 @@ Commons Attribution-NoDerivs 4.0 International License</a>の条件で許諾さ <p class="unprintable"><!-- timestamp start --> 最終更新: -$Date: 2020/07/25 20:00:28 $ +$Date: 2021/12/25 21:34:16 $ <!-- timestamp end --> </p> |