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diff --git a/talermerchantdemos/blog/articles/ja/gnu-history.html b/talermerchantdemos/blog/articles/ja/gnu-history.html new file mode 100644 index 0000000..71096bf --- /dev/null +++ b/talermerchantdemos/blog/articles/ja/gnu-history.html @@ -0,0 +1,148 @@ +<!--#set var="ENGLISH_PAGE" value="/gnu/gnu-history.en.html" --> + +<!--#include virtual="/server/header.ja.html" --> +<!-- Parent-Version: 1.84 --> + +<!-- This file is automatically generated by GNUnited Nations! --> +<title>GNU プロジェクトの概要 - GNUプロジェクト - フリーソフトウェアファウンデーション</title> +<meta name="Keywords" content="GNU, GNU Project, FSF, 自由ソフトウェア, フリーソフトウェアファウンデーション, 歴史" /> + +<!--#include virtual="/gnu/po/gnu-history.translist" --> +<!--#include virtual="/server/banner.ja.html" --> +<h2>GNU プロジェクトの概要</h2> + +<p> +GNUオペレーテイング・システムはUnixと上位互換の完全な自由ソフトウェアシステムです。GNUは“GNU's Not +Unix”(GNUはUnixではない)を表しています。<a href="/gnu/pronunciation.html">硬い g +の一音節</a>で発音されます。<a +href="http://www.stallman.org/">リチャード・ストールマン</a>は、GNUプロジェクトの<a +href="/gnu/initial-announcement.html">最初の声明</a>を1983年9月に行いました。長いバージョンは<a +href="/gnu/manifesto.html">GNU宣言</a>と呼ばれ1985年3月に発行されました。これはいくつかの<a +href="/gnu/manifesto.html#translations">ほかの言語</a>に翻訳されました。</p> + +<p> +“GNU”という名前は、いくつかの必要に適合するために選ばれました。第一に、それが“GNU's Not +Unix”の再帰頭字語であること。第二に、それが現実の言葉であること。第三に、それを言う(または<a +href="http://www.poppyfields.net/poppy/songs/gnu.html">うたう</a>)のがおもしろいこと、です。</p> + +<p> +“free software”(自由ソフトウェア)の“free”は<a +href="/philosophy/free-sw.html">自由</a>に関連していて、値段には関連しません。GNUソフトウェアを入手するのに、代価を払うこともできますし、払わないこともできます。どちらにせよ、いったんあなたがソフトウェアを手に入れてしまえば、それを使う上で4つの特定の自由を享受できることになります。すなわち、望むままプログラムを実行する自由。プログラムをコピーしそれを友だちや同僚にあげる自由。ソースコードへの完全なアクセスを持ち、プログラムを望むように変更する自由改良されたバージョンを配布し、それによってコミュニティを建設する自由。(あなたがGNUソフトウェアを再配布する場合、あなたはコピーの配布の物理的行為に対して手数料を取っても構いませんし、ただでコピーを配ってもよいのです。)</p> + +<p> +GNUシステムを開発するプロジェクトは「GNUプロジェクト」と呼ばれます。GNUプロジェクトは1983年に思いつかれました。コンピュータの黎明期にコンピューティングのコミュニティで普及していた協調の精神を取り戻す—すなわち、プロプライエタリなソフトウェアの所有者たちによって押しつけられた協力を妨げる障害を排し、協力をもう一度可能とする一つの手段として生まれたものです。</p> + +<p> +1971 年、リチャード・ストールマンがMITで職に就いた時、彼が働くグループでは<a +href="/philosophy/free-sw.html">自由ソフトウェア</a>しか使われていませんでした。コンピュータ会社が自由ソフトウェアを配布することさえありました。プログラマたちはお互い自由に協力し合うことができ、またしばしばそうしていたのです。</p> + +<p> +1980年代までには、ほぼすべてのソフトウェアが<a +href="/philosophy/categories.html#ProprietarySoftware">プロプライエタリ</a>になっていました。つまり、ソフトウェアに、ユーザによる協力を禁止し妨げようとする所有者がいたのです。GNUプロジェクトを必要としたのはまさにこのためでした。</p> + +<p> +すべてのコンピュータユーザにはオペレーティングシステムが必要です。もし自由なオペレーティングシステムが存在しなければ、プロプライエタリなソフトウェアに頼らないことにはコンピュータを使い始めることすらできません。ですから、自由ソフトウェアの課題の最初の項目は、明らかに、自由なオペレーティングシステムでなければならないのでした。</p> + +<p> +わたしたちは、そのオペレーティングシステムをUnixと互換性のあるものにすることにしました。Unixの全体的なデザインはすでによく検証されており、また移植性が高かったからです。加えて、互換性を持たせることでUnixのユーザにとってUnixからGNUへの移行を簡単にすることができると考えられました。</p> + +<p> +Unixライクなオペレーティングシステムにはカーネル、コンパイラ、エディタ、テキストフォーマッタ、メールソフトウェア、グラフィカル・インタフェース、ライブラリゲームなどそのほか多くのものをも含みます。ですから、オペレーティングシステム一式を書くことは大変な大仕事になります。わたしたちは1984年1月に開始しました。<a +href="http://fsf.org/">フリーソフトウェアファウンデーション</a>は1985年10月に設立されましたが、当初はGNUの開発に資金集めをする手伝いをするためでした。</p> + +<p>1990年までに、わたしたちはオペレーティングシステムを構成するすべての主要な部分を、ひとつを除いて、見つけるか書き上げていました。カーネルだけができていませんでした。それから、UnixライクなカーネルLinuxが1991年にリーナス・トーバルズによって開発され、1992年に自由ソフトウェアにされました。Linuxをほぼ完全なGNUシステムと組み合わせることで、完全なオペレーティングシステムが生まれました。これがGNU/Linuxシステムです。今や何千万の人々が、典型的には<a +href="/distros/distros.html">GNU/Linuxディストリビューション</a>を通じて、GNU/Linuxシステムを使っている、と見積られています。主要なLinuxのバージョンは不自由なファームウェア「ブロブ」を含んでいるので、自由ソフトウェアの活動家は、現在、変更された自由なバージョンのLinuxである<a +href="http://directory.fsf.org/project/linux">Linux-libre</a>を保守しています。</p> + +<p> +しかしながら、GNUプロジェクトの対象はオペレーティングシステムの中心に限定されるものではありません。わたしたちはあらゆる分野の多くのユーザが望むソフトウェアを提供することを目的としています。これにはアプリケーションソフトウェアが含まれます。自由ソフトウェアのアプリケーションプログラムのカタログは、<a +href="/directory">自由ソフトウェア・ディレクトリ</a>をご覧ください。</p> + +<p> +また、わたしたちはコンピュータの専門家ではないユーザを対象としたソフトウェアも提供したいと考えています。そこで、わたしたちは<a +href="http://www.gnome.org/">(GNOMEと呼ばれる)グラフィカル・デスクトップ</a>を開発し、初心者がGNUシステムを使えるよう助けました。</p> + +<p>わたしたちはゲームやその他のレクレーションも提供したいと思っています。たくさんの<a +href="http://directory.fsf.org/wiki/Category/Game">自由なゲーム</a>がすでに利用可能です。</p> + +<p> +自由ソフトウェアはどこまで行けるのでしょうか。限界はありません。<a +href="/philosophy/fighting-software-patents.html">特許制度のような法律が自由ソフトウェアを禁止</a>しない限り、ですが。わたしたちの究極の目標はコンピュータユーザがやりたいと思う仕事すべてをこなせるだけの自由ソフトウェアを提供し、そしてプロプライエタリなソフトウェアを過去のものとすることです。</p> + + +<div class="translators-notes"> + +<!--TRANSLATORS: Use space (SPC) as msgstr if you don't have notes.--> + </div> +</div> + +<!-- for id="content", starts in the include above --> +<!--#include virtual="/server/footer.ja.html" --> +<div id="footer"> +<div class="unprintable"> + +<p>FSFおよびGNUに関する問い合わせは<a +href="mailto:gnu@gnu.org"><gnu@gnu.org></a>までお願いします(英語)。FSFへの連絡は<a +href="/contact/">他の方法</a>もあります。リンク切れや他の修正、提案は<a +href="mailto:webmasters@gnu.org"><webmasters@gnu.org></a>までお送りください。</p> + +<p> +<!-- TRANSLATORS: Ignore the original text in this paragraph, + replace it with the translation of these two: + + We work hard and do our best to provide accurate, good quality + translations. However, we are not exempt from imperfection. + Please send your comments and general suggestions in this regard + to <a href="mailto:web-translators@gnu.org"> + + <web-translators@gnu.org></a>.</p> + + <p>For information on coordinating and submitting translations of + our web pages, see <a + href="/server/standards/README.translations.html">Translations + README</a>. --> +正確で良い品質の翻訳を提供するよう努力していますが、不完全な場合もあるかと思います。翻訳に関するコメントと提案は、<a +href="mailto:web-translators@gnu.org"><web-translators@gnu.org></a>におねがいします。</p><p>わたしたちのウェブページの翻訳の調整と提出については、<a +href="/server/standards/README.translations.html">翻訳 README</a>をご覧ください。</p> +</div> + +<!-- Regarding copyright, in general, standalone pages (as opposed to + files generated as part of manuals) on the GNU web server should + be under CC BY-ND 4.0. Please do NOT change or remove this + without talking with the webmasters or licensing team first. + Please make sure the copyright date is consistent with the + document. 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